平田竹男(ヒラタタケオ)
1960年大阪生。横浜国立大学経営学部卒業、ハーバード大学J.F.ケネディスクール行政学修士、東京大学工学博士。1982年、通商産業省(現経済産業省)入省。 在ブラジル日本大使館一等書記官、通商政策局資金協力室等を歴任。 1989年よりプロリーグ化検討委員会に参加し、Jリーグ発足や、鹿島アントラーズの設立、ジーコ来日などに尽力。日本サッカー協会国際委員として、ワールドカップ日本招致にも携わる。資源エネルギー庁石油天然ガス課長を最後に転職し、2002年日本サッカー協会専務理事に就任。強豪国とのマッチメイクやリーグ形式の試合増、そして、なでしこジャパン誕生や女子サッカー、フットサルの普及に尽力。2006年からは早稲田大学大学院スポーツ科学研究科教授に就任。研究室の主な卒業生には桑田真澄、伊達公子、二所ノ関親方、青山学院大学原晋監督などがいる。サッカー関係では、クラブの経営者やオーナーが数名、日本代表経験者の相馬直樹、福西崇史、川口能活も卒業生である。主な著書に『スポーツビジネス 最強の教科書』、『世界資源エネルギー入門―主要国の基本戦略と未来地図』(共に東洋経済新報社)などがある。