あこがれの「180度開脚」。大きなブームが起きました。しかし、専門家の間では、180度開脚できたとしても、日常生活にはほとんど役に立たないばかりか、カラダを痛めかねないともいわれているのです。はたして、その真相は・・・・・・?!
「カラダは柔らかいほうがいい」そんなふうに思っている方、実は、カラダは柔らかければいいというわけではありません。生理的な可動範囲を超えるとけがをしやすくなるので、過度な柔軟性による弊害もあるのだそうです。
冒頭の「180度開脚」もまさにその一例。無理に開脚の練習をして、股関節などを痛めないようにするためにも、生理的な可動範囲を知り、正しいストレッチの方法を知っておくことが大切です。ちなみに、股関節の生理的な可動範囲(外転)は45度。つまり、左右で90度開脚できれば正常というわけです。
また、開脚に関していえば「左右」より「前後」の柔軟性をみがいたほうが、日常生活に役立ちます。老化すると歩幅が狭くなりますが、前後の柔軟性があれば、歩幅を大きく保つことができるのです。
〔書誌情報〕
『最新 ストレッチの科学』
出版社:株式会社新星出版社
監修: 坂詰真二
定価:本体1500 円+税
判型など:A5判 /192ページ
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