★「親が突然、倒れた！」に備える！

もし、あなたに70歳以上の親がいるのでしたら、
ある日、突然「親が倒れた！」
いう電話が掛かってくるかもしれません。

そんな場合、どのようにしたらいいのでしょうか？

「何をしなければいけないか？」
「その後はどうするのか？」を解説した
『大切な家族の入院・介護でやるべきことのすべて』が、
2月12日に発売されました。

★突然「親が倒れた！」という知らせを受けた……。

その場合、急いで病院に駆けつけることになるでしょう。
幸運にも一命を取りとめたとしても、実は、その後が大変です。
高齢の親は、すぐに元通りの元気な姿にならないからです。

最近では、医療費を抑えるため、長期の入院がむずかしくなりました。つまり、すぐに退院・転院をすすめられるのです。
それに対応するためには、さまざまなことをしなければなりません。

また、運良く転院が決まっても、息もつかぬ間に、
新しい病院から再び退院を促されます。

元気に退院できればいいのですが、
実は入院のあいだのリハビリで元の元気な姿になる人は“まれ”です。

多くの人が、日常生活をするために介護が必要になります。
誰かが介護しなければ暮らしていけなくなるのです。

しかし、親の介護を中心とした生活に変えられる人は、
ほとんどいません。

そこで、介護保険を最大限、利用することになります。
そのためには、知識、情報が必要です。

たとえば、介護保険の手続き（要介護申請）の仕方、
介護にかかるお金、介護サービスの種類とその使い方、
介護施設の選び方、自宅のバリアフリー化、福祉用具のレンタル、
認知症になったときの対処法、成年後見制度……などです。

「親が倒れた！」は、ある日、突然やってきます。
そのために、事前に知識や情報を仕入れ、備えておくことが必要です。

〔監修者情報〕
藤林慶子（ふじばやし　けいこ）
1986年日本女子大学大学院文学研究科社会福祉学専攻博士課程前期修了。現在、東洋大学社会学部教授。介護保険制度、社会福祉専門教育を専門としている。著書に『居宅ケアプラン　コンピュータ・ソフトを利用したケアマネジメント』（有斐閣）などがある。

〔書誌情報〕
『大切な家族の入院・介護でやるべきことのすべて』
出版社 ： 株式会社新星出版社
監修 ： 藤林慶子
定価：本体1,400円（税込1,512円）
判型など：A5判 /2色刷/192ページ

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